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第51回アジア都市建築研究会
『植えつけられた都市 〜英国植民都市の形成〜』
■ 講師:ロバート・ホーム(東ロンドン大学・講師)
■ 日時:2002.2.14(木)16:00〜18:00
「すべての都市はある意味で植民都市である」
世界の人口はこの50 年間で2 倍以上となった。その人口増加は、未だ第三世界と呼ばれる地域の都市や町に集中している。そして、その多くは、400 年に及ぶ大英帝国植民地の拡大過程のなかで建設された。ヨーロッパや北米など「西欧」諸都市の計画や建築環境については多くの研究があるが、「第三世界」の諸都市に関する研究はまだ限られている。本書が目指すのはそうした研究に資することである。焦点は、便宜的に、次第に不適切な用語になりつつあるが、「第三世界」と呼ばれる地域に主として当てられる。大英帝国における都市化の歴史を論ずるのではなく、植民都市の創造に当たって導入された概念や政策、(フーコーFoucaultの用語を用いれば)そこに作動する「権力一知」の諸関係を明らかにしたい。
Robert Home  
1947年ドイツ生まれ。東ロンドン大学講師。専攻は、都市計画史、土地管理。国際計画史学会IPHSの主要メンバーの一人で、「植民都市の起源・変容・転成・保全に関する調査研究」(1999〜2001年度、研究代表者:布野修司)の研究分担者。近著に、全世界史的な視野で英国植民都市計画史についてまとめた『植えつけられた都市 〜英国植民都市の形成〜』(布野修司、安藤正雄監訳、アジア都市建築研究会訳、京都大学学術出版会、2001 年)がある。(原著:"Of Planting and Planning : The Making of British Colonial Cities", E&FN Spon, London, 1997)。
今回は、世界中に計画理念・手法を伝搬させた都市計画家や建築家のグローバルな活動をまじえて、英国植民都市の形成について講義する。
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