第50回アジア都市建築研究会
「ロンボク島の空間構造」


■ 講師:脇田 祥尚(島根女子短期大学・講師)
■ 日時:2001.12.21(金)


 インドネシア・ロンボク島はバリ島の東に位置する島であり、ヒンドゥーとイスラームの影響をともに見ることができる。バリのカランガセム王朝の植民都市を考えられるチャクラヌガラ、原住民であるササック族の住居・集落の空間構成を明らかにしつつ、ロンボク島の都市・集落・住居の構成原理を解明したい。

 具体的には、ヒンドゥーやイスラーム、土着信仰の混交によるウェトゥ・テル信仰発祥の地であるデサ・バヤンに焦点をあて、住居・集落の空間構成を、建築物の所有や空間利用の調査をもとに明らかにする。またロンボク島他地域あるいはバリの住居・集落との比較考察を通じて、その構成原理についても分析を加える。

 チャクラヌガラに関しては、街路構成や住区構成、寺院と住区との関係、カーストごとの住み分けの構造等について、悉皆調査で得たデータをもとに分析を行う。インドネシアにおけるヒンドゥー都市の実態ならびにその計画理念の解明、ヒンドゥー王宮の計画についても明らかにする。




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