第26回アジア都市建築研究会
「到胡同去(ダオ フォトン チュイ) 〜胡同に行こう!


■ 講師:トウ イ京都大学大学院 布野研究室
■ 日時:1998.04.17


 「胡同・フォトン」という言葉は、モンゴル語で、本来の意味が“井戸”を指す。紀元1276年に、モンゴル人は北京の地に元大都の建設を始めた。都市は南北方向に幹線道路を設け、それから東と西に向かって、各住宅にアプローチするための生活道路(胡同)が間隔を保ちながら計画されている。一般の「胡同」の中には井戸があり、人々は井戸(フォトン)を街路と呼ぶ。

 北京の街路名称は二つに分かれ、居住地を主とする街路は「胡同」という。商業地を主にする街路は「街」という。胡同の名称は市民の都市生活と理念が反映される。また、胡同は北京四合院が中国における四合院住宅に影響する広域の重要な根拠である。
 今回の講義では、胡同の由来、空間構成、分布、都市-胡同-四合院の関係、および近現代の変遷について発表を行う。