第18回アジア都市建築研究会 「新店市広興里の集落空間と祭祀構造」
■ 講師:闕 銘崇(京都大学大学院 工学研究科 生活空間学専攻 布野研究室・博士課程) ■ 日時:1997.02.21
台北盆地の南端に位置する新店市は台北盆地の角盆地である。更に新店市の山奥まで伸びている角盆地に広興里の集落がある。人口約1500人、里内には小学校が一か所ある以外、公共施設はほとんどない。ここは地理的に台北盆地の最辺遠地にある、植民地時代までは原住民(高砂族)と抗争しながら、移民開墾の最前線(フロンティア)となっていた。また、台北地域の水源地として開発が抑止された結果、現在でも台湾山麓集落の原形がみられる。